これでいいと思う。
昨日英研にて――
「U先生、お願いがあります」
「何でしょう?」
急に隣のクラスの担任のI先生が入ってきた。
「うちのクラスの面接指導をお願いしたいのですが」
「すみません、明日は放課後、先約がいますので、昼休みなら」
そんな話をしていた。
私は英語の問題集から目を離すことなく、その傍らで聞いていた。
今日――
私は先生が来ると予測する図書室で早めに待つことにした。
用事の前に、わからない問題を聞くためだ。マリアも用事があったため一緒に待つことにした。
予想通りそこに来た。
だが、司書室に向かったきり戻っては来ない。
しばらくして司書室に二人で向かった。
中では、二年生がいて、図書委員幹部会が開かれていた。
「お、図書委員名誉副委員長」
「違います」
とりあえず、返事をしておく。
なるほど。昨日I先生に言っていた先約とはこのことか。一人で納得する。
……。口を挟む隙間がない。
とりあえずマリアが帰ろうとするのをひきとめた。
かなり時間がかかった。(マリアごめんなさいm(_ _)m)
会議の様子をみて、安心した。こんなに色々と考えて、皆でつくりあげようとする後輩たちの姿をみることができたからだ。
「ひとつ年下にうまれてくればよかったね」
マリアが呟いた。
去年の私の苦労と苦悩を知っていたからだ。
「でも、そしたら枠がないから」
そう言って私は苦笑した。
でも、私はこの学年でよかったと思ってる。
全てが廻り合わせだし、今の道も悪くはないと思っている。
一つでも歯車が狂ってしまったら廻り合うことがなかった人生がきっと出てくるはずだから……
そんな気がする……
どうやら本当にこれが先約だったようだから安心した。
もっと待たされる用事が残ってると思っていたから……。
マリアも私も用事をすませることができた。
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